派遣の仕事には様々な種類があるが、その中でも時給が高い傾向にあるのが医療系の仕事である。医療の現場には色々な仕事があるが、派遣の需要がある職種にはどのようなものが存在しているのだろうか。
医療業界の派遣で人気の職種としてあげられるのは、医療事務だ。病院やクリニックなどで円滑に診療を進めていくためには、医療事務スタッフの存在は必要不可欠だと言えるだろう。具体的な仕事内容には、外来患者の受付や、データ入力、カルテの管理、医療費の計算などがあり、医療事務の資格を取得することによって採用は有利になる傾向にある。
製薬会社などで需要がある派遣の仕事は、治験業務だ。治験は新薬の開発において必要な業務であり、治験コーディネーターやモニターサポート、品質管理など、様々な仕事がある。データを管理する業務も多いので、パソコンを使いこなすスキルがあると採用率も上がるだろう。専門的な業務も多く、より多くの経験を積むことで、高時給も期待できるようになる。
ほかにも、医療業界における派遣の職種には、薬剤師や看護師、臨床検査技師など、国家資格を取得したスペシャリストの職種もある。薬剤師や看護師は活躍できる場所が多く、薬剤師であればドラッグストアなどに派遣されるケースも少なくない。
また看護師の場合、期間限定で首都圏や沖縄などに派遣される場合もあるようだ。これらの職種は基本的に時給が高く、短期間でがっちり収入を得ることも可能である。
その他、超高齢化社会の日本では、介護スタッフの派遣も需要が高いと言えるだろう。